ちょっと、今回から、一気に難しい内容になりますが、WooCommerce の拡張プラグインを開発する上で大事な開発手法が2021年に入ってからWooCommerceの公式サイトで色々と提示されてきたので、自分の勉強も兼ねて書いていくようにします。
今回は2021年2月11日投稿された「Jump-start your End-to-end Testing with the WooCommerce E2E Boilerplate」という記事を中心に日本語で書いていきます。
まずは End to End というテスト手法を考える
開発手法の中のテスト手法として End to End(E2E) Test という手法があります。End to End(E2E) Test は User Interface Test とも呼ばれ、システム全体を通してテストをおこないます。
一般的に WooCommerce のように WordPress のプラグインなどにおいては実際ブラウザを立ち上げて、期待通りの挙動をするかどうかを確認する形となります。ただ、これは意外と手間がかかる作業だったり、抜けが起きることがあります。
そこで、WooCommerce の拡張プラグインを作る人向けにEnd-to-End Testing Boilerplate というものを WooCommerce Team が開発をしました。
E2E テストの前提条件ソフトウェア
これを利用するための前提条件が以下となります。
必要なパッケージ
- WooCommerce E2E Environment – このパッケージは、基本的な Docker コンテナーとテストを実行するためのスクリプトで構成されています。
- WooCommerce E2E Utils – このパッケージには、テストの作成を簡素化するためのさまざまな関数が含まれています。
- Jest – テストを実行するための npm パッケージ。
オプションパッケージ
- WooCommerce Core E2E Tests – このパッケージには、WooCommerce コアへの変更に対して実行されるテストが含まれています。
- WooCommerce API – これは、WooCommerce REST API にアクセスするためのユーティリティパッケージです。
Docker DeskTop でローカルにWordPress
こちらは、公式サイトに則って作るのが一番かと思います。ファイルを格納するディレクトリを作って、docker-compose.ymlファイルを作って、実行するだけです。詳細は以下を確認ください。
Docker クィックスタート: Compose と WordPress
今後準備を検討
色々と、試してみたら結構大変な作業なので、後日、対応用のDocker imageを作ってみようと思います。作ったら、また紹介します。
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