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WooCommerce 3.8 リリース予定

さて、2019年11月6日(日本時間)にリリース予定となっている WooCommerce 3.8の情報を投稿します。基本的にはWooCommerce 3.8 Beta 1の記事を参考にしております。今回から完全翻訳するのを辞めてみます。翻訳のほうが楽な部分もあるのですが、なんだか無味乾燥的な部分もあるので、自分の言葉で解説していこうかなと。

2019年最後のマイナーリリース

開発者ブログでも書かれていますが、2019年に3回行ったマイナーアップデートですが、この時期的なものも有り、今年は最後のマイナーアップデートの予定です。日本的には令和最後のマイナーアップデートという形です。
昨今の WooCommerce のアップデートの流れをくんで、大幅なアップデートはしていない形となります。グーテンベルグ対応やPHP7.3対応などもあり、WordPress や PHP 界隈での動きが早いためにそれに合わせたアップデートなので、フロントエンドが大幅に変わるようなアップデートは極力少ないイメージがあります。なので、比較的安全にアップデートできると思いますが、ステージングサイトを利用したアップデートに心がけるようにお願い致します。

WooCommerce Blocksのアップグレード(2.4へ)

WooCommerce 3.7 に同梱されている WooCommerce Blocks は2.3でしたので、そのアップグレードとなります。
バージョン2.4では、商品レビューと商品検索を表示する新しいブロックに加えて、既存のブロックの修正が導入されています。

商品レビューブロック
商品検索ブロック

WordPress と PHP のバージョンの催促

今回のマイナーアップデートでは特に WordPress や PHP の最低環境条件を変更することはないのですが、次の3.9では最低条件が次のように変わるため、アップデートの催促をするメッセージが流れるようになります。
次のリリースである WooCommerce 3.9 では、最小バージョンの PHP を7.0(現在5.6.20)に更新し、WordPress を5.0(現在4.9)に更新して、WordPress および PHP エコシステムの変更に対応する予定です。

機能強化

  • 予約注文を受ける時の商品のメッセージ
  • PHP7.4 最適化
  • 商品価格フィルターウィジェットを表示するための新しいテンプレート content-widget-price-filter.php 。今まではコアコードに入っていたためデザイン修正等に手間がかかっていたのがテンプレート化することで、比較的簡単にカスタマイズできるようになります。
  • WordPress.org のプラグイン開発ガイドラインに沿って、設定ウィザードを利用する際のステップを変えます。今までは強制的に新規でプラグインを有効化すると設定ウィザードが立ち上がっていましたが、それを確認するようになっています。

カテゴリー: アップデート情報

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